活動内容・実績

仮設安全監理者の安全点検で事故を未然に防止

仮設安全監理者が安全点検を実施した箇所からの事故報告はゼロ。そのワケは、危険箇所や機材の誤った設置等を未然に発見できるからです。これからも仮設安全監理者は事故撲滅のため危険個所の改善に努めていきます。

足場安全点検のプロ、仮設安全監理者の育成

2000(平成12)年から仮設安全監理者資格取得講習会を全国で開講して、足場安全点検のプロを育成しています。ACCESS組合員企業をはじめ、国土交通省、地方自治体の職員、そして建設事業者の方々が仮設安全監理者資格を取得され、災害防止に取り組んでいます。
(2022(令和4)年3月31日現在、14,930名の方が資格を取得されています)

安全な足場の普及活動(研修会)

座学や実際の足場の組立・解体の実演等を通じて、安全な足場の普及活動を行っています。これまで厚生労働省各労働局、国土交通省各地方整備局をはじめ、地方自治体や建設業団体、民間企業からのご依頼により全国で活動展開しております。

建設産業の明るい未来のために(”安全見える化”大会)

本組合は、①国の施策の周知、②建設業関係者の安全意識の高揚を図るため、③建設労働災害の悲惨な現状を広く皆様に知っていただくため、”安全見える化”大会を開催しています。毎回多くの関係省庁や地方自治体及び建設業関係の方にご参加を頂いていおり、イベントでは安全な足場の組立・解体の実演やダミー人形を使った落下実験などを行っています。

ACCESSが取り組む仮設機材の標準化「JIS」
規格名称 規格番号 制定年月日
建築工事用垂直ネット JISA8960 2004(平成16)年3月20日
先行形手すり JISA8961 2014(平成26)年7月22日
つま先板 JISA8962 2006(平成18)年4月20日
屋根工事用足場及び施工方法 JISA8971 2008(平成20)年3月25日
斜面・法面工事用仮設設備 JISA8972 2008(平成20)年12月25日
標準化(JIS化)の目的は、多様化・複雑化してしまう「もの」の経済・社会活動の利便性の確保、生産の効率化、公正性の確保、技術進歩の促進、そして安全性や健康保持、環境保全等のそれぞれの観点から国家レベルの「規格」を制定して、全国的に「統一」または「単純化」することにあります。

ACCESSの仮設機材の標準化(JIS化)の取り組みは、建設労働者の安全と経済効率の向上に大きく貢献し、かつ、有意義で画期的なものとして高い評価を得ています。
仮設業界の地位向上を目指して

建設業界は重層の下請け構造であり、その中でも仮設業は末端の業界と言えます。そのため、一般社団法人仮設工業会、一般社団法人軽仮設リース業協会、ACCESSの仮設三団体で産業分類等検討会を発足し、「仮設業に係る実態調査」の実施などで、実態の把握に努め、仮設に携わる企業の社会的地位向上の一助となるよう、日本産業分類での仮設業界の独立を目指しています。

安全な足場機材の安定供給(共同事業)

手すり先行工法で使用する機材をはじめ、安全な足場環境の構築に欠かせない各種機材の安定した供給を、共同事業により図っています。全国に配置する本組合員企業の機材センターが、全国津々浦々までご要望にお応えします。

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