大分県別府土木事務所 手すり先行工法を実演し、実地の研修受ける
- お知らせ
- 2010(平成22)年8月2日
大分県別府土木事務所(赤嶺雅也所長)は7月27日、別府市のつるみ荘で、別府土木事務所管内の発注者及び建設業者約60名が参集し、「公共事業実務担当者研修会」を開催した。研修会は、公共事業の工事発注などを円滑に進めるための実務技術の向上のため、毎年開催しているもの。
冒頭、神田清光同事務所次長は、「今年は県産材利用と足場工事の講習も加えたので、建設業者の参加もお願いした。会社に持ち寄って是非業務に役立ってもらいたい」と挨拶した。講習では、中野洋司大分県森林組合連合会木材加工流通センターが「公共工事への県産木材の活用」を訴え、引き続き中村辰也全国仮設安全事業協同組合九州支部安全監理室長が、「手すり先行工法に基づく働きやすい安心感のある足場」や「仮設安全監理者によるチェックリストに基づく足場の安全点検」について説明。その後屋外の足場機材展示会場に移動し、組合員のアルインコ、ダイサン、日建リース工業、日綜産業、ホリーの5社が展示した「手すり先行工法に基づく働きやすい安心感のある足場」の組立・解体を実演した。質問者からは、「先送り方式の手すり先行工法」が何故、問題があるかなど活発に意見が寄せられ、中村室長も積極的に回答した。
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