長崎県 職員25名参加で営繕研修開催

お知らせ
2010(平成22)年10月22日

 長崎県は10月14日、大村市の長崎県建設技術研究センターで全国仮設安全事業協同組合九州支部(篠﨑隆支部長)の協力を得て、「職員特別専門営繕研修」の一つの講座として、「手すり先行工法に関するガイドライン」の解説・実演を行った。県職員25名が参集した。

 講師を担当したのは、同組合九州支部の中村辰也安全監理室長。同氏は、「足場の規則改正及び安全衛生部長通達のポイントは、ハード面及びソフト面の両面があり、これを理解することで高所からの墜落撲滅に寄与してほしい」と語った。ハード面では、「手すり先行工法に基づく二段手すりとつま先板の設置」、ソフト面では、専門家によるチェックリストに基づく足場の安全点検の実施が重要と説明した。座学は一時間ほどで完了し、続いて場所を駐車場に移し、組合員が展示した安全衛生部長通達に則った足場の全段に二段手すりとつま先板を設置する「手すり先行工法に基づく働きやすい安心感のある足場」の組立・解体の実施、ソフト面では、仮設安全監理者による足場の安全点検を実施し、安全衛生部長通達に沿った安全性の高い足場に対しての理解を深めた。

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