防衛省北海道防衛局  手すり先行工法研修会

お知らせ
2010(平成22)年12月13日

 防衛省北海道防衛局は11月9日、全国仮設安全事業協同組合北海道支部(略称・アクセス北海道支部)の協力を得て、札幌市の札幌第三合同庁舎で、工事特記仕様書に記載されている手すり先行工法等に関するガイドラインの研修会を開催、職員約20名が参加した。講師は同組合北海道支部の穴吹俊之事務局長が担当した。

 石橋利廣同局調達部長は、「手すり先行工法等に関するガイドラインは、防衛省の仕様書にも明記され、現場で使われているが、我々もこの足場がどのようなものかをしっかりと理解しなければならない。その意味で今回の研修は重要である」と挨拶した。

 続いて、穴吹同組合事務局長が、防衛省における土木や営繕工事の特記仕様書について説明、図解入りで手すり先行工法に基づく二段手すりと幅木について解説を行った。さらに足場機材の経年管理についても言及し、仮設安全監理者による足場の安全点検や同組合が作成した点検表も公表した。最近、数多くの現場で活用している「足場安全点検履歴の証」をスライドで見せたほか、墜落検証ビデオを流し、改正労働安全衛生規則に定める足場の危険性を訴え、主に公共工事で採用している「手すり先行工法に基づく二段手すりとつま先板」の安全性について説明した。

 同局では、「特記仕様書で使われる足場について我々は、今回の研修会でしっかりと認識できた」と語った。

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