研修会アンケートで評価は上々 「発注者にも足場安全点検の知識が必要!!」

お知らせ
2011(平成23)年2月22日

「発注者にも足場安全点検の知識が必要!!」

研修会アンケートで評価は上々

本組合は、平成16年度より、発注者や災害防止団体向けなどに「手すり先行工法及び働きやすい安心感のある足場」の研修会を行っているが、平成22年度まで全国で570回、参加者は、約43,000人に及ぶ。今回、関東での研修会で参加した発注者から研修会の感想についてアンケートを取ったところ、非常に好評であることが明らかになった。アンケートの回答者は51名。

 まずハード面での、実物の機材を使った組立・解体の実演については、「機材の組立・解体の実演を実物で行うことで、非常にイメージしやすく理解できた」との意見が大半を占め、また、「労働安全衛生規則と国の仕様とでは異なる事を初めて知った」との意見があった。

 次にソフト面での、「第三者による十分な知識・経験を有する者によるチェックリストに基づく足場の安全点検」では、「仮設安全監理者に点検を依頼するにはどうすればよいか」、「発注者にも足場安全点検の知識が必要」、「点検項目は細かいほうがよい」、「詳細な内容についてもっと知りたい」との意見が寄せられた。

 全体的な意見としては、参加された方皆が「大変参考になり、仮設工事の安全対策の視点を改めて見直すことに役立った」との感想であった。

 今年度も本組合は、この研修会を昨年12月31日現在で全国71箇所を行っており、参加者も5,000人近くに及ぶ。発注者や災害防止団体だけではなく、厚生労働省の出先機関、建設会社、建設関連団体等、研修会は無償で行っており、非常に好評だ。同研修会を本組合と共同で行いたいとの問い合わせも随時本部で受け付けている。

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