東京都西部公園緑地事務所長 「工事安全対策講習会」を開催

お知らせ
2011(平成23)年2月9日

 東京都西部公園緑地事務所長(五十嵐政郎所長)は2月4日、東京・武蔵野市の同事務所で、「工事安全対策講習会」を開催、東京都監督職員及び施工業者約90名が参加した。

 まず、五十嵐所長は、「本管内は、建設業での墜落災害だけではなくここ数年無事故を継続している。この継続は今後とも続けていかなければならない。そのため、今回、講師を招き、本講習会を開催したのでしっかりと学んで欲しい」と挨拶した。

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 続いて、樺嶋靖彦三鷹労働基準監督署次長は、建設労働災害の実態に触れ、とりわけ墜落・転落災害が多いことを憂慮し、事故の撲滅に力を注いで欲しいことを要請した。さらに、座学では、新井忠全国仮設安全事業協同組合本部安全監理部推進役が、東京都の工事では、「手すり先行工法及び二段手すりやつま先板」を足場の全段に設置することが必須である。公共工事でも民間工事でも事故があってはならないと語った。

 場所を駐車場に移し、川村勝也同組合関東支部安全監理室長が、実際の「手すり先行工法及び二段手すりとつま先板」の機材の組立・解体の実演で説明し、さらに仮設安全監理者によるチェックリストに基づく足場の安全点検も行った。最後に、川村室長は、「今度、東京都江戸川区と神奈川県で資格取得講習会を開催するので是非受講して欲しい」と語った。

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