立川市 技術研修会で手すり先行工法学ぶ
- お知らせ
- 2010(平成22)年12月21日
立川市は16日、市庁舎において足場の技術研修会を開催。全国仮設安全事業協同組合関東支部(森田豊支部長)から講師及び機材展示等の協力を得て、施設課、道路課をはじめ12の課から技術職員47名が出席した。
冒頭、宮崎晴至課長(立川市行政管理部・品質管理課)が挨拶。「足場からの墜落によって多くの死亡者が出ていることから、昨年6月に安全衛生規則が改正されたが、コスト削減と称して安全に係わる経費まで削減されてしまう傾向にある。この研修会で足場の正しい知識を身に付け、立川市においては、そのようなことが無いよう指導にあたってほしい。」と話した。
座学では、同組合の新井忠安全監理推進役が講師を担当。“改正安全衛生規則”、“厚生労働省安全衛生部長通達”、“手すり先行工法等に関するガイドライン”について解説し、併せて国土交通省が毎年度発出している足場からの墜落防止に関する通達の内容を説明。「安全な足場機材も組立方法を誤れば、かえって危険。足場の安全性を高めるためにも点検が大変重要。」と語った。
その後、屋外の機材展示場所に会場を移し、川村勝也関東支部安全監理室長が組立・解体時の手順や点検時の注意点等を解説した。参加者からは「組み立てた足場を実際に見ることで、より一層理解することができた。」との声があがっていた。
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