四国支部で共催 資格取得講習会

お知らせ
2010(平成22)年10月4日

仮設安全監理者講習会で60名受講

総合評価の安全評点につながる

建設業労働災害防止協会高知県支部・全国仮設安全事業協同組合四国支部

建設業労働災害防止協会高知県支部及び全国仮設安全事業協同組合四国支部(笠井恒博支部長)は9月29日、高知県高知市の高知地域職業訓練センターで、足場安全点検の資格取得のための「仮設安全監理者講習会」を開催した。受講人数は、60名で全員合格した。

 同講習会は、同様の目的の他の教育と比べて、CPD(継続学習制度)のポイントが高く、総合評価の安全評価につながり、国や地方公共団体が総合評価を実施する中、同講習会の評価が高い。総合評価で安全評点を高くすると受注につながるケースもあり、建設安全ビジネスの一環として、同講習会を受けるケースも多い。

 桐原一郎同組合四国事務局長は、「過去10年間にわたり、5,000人以上の仮設安全監理者を育成し、70,000件の足場の安全点検を達成し、点検した一件の死亡災害が発生していない。仮設に起因する労働災害撲滅のためには仮設安全監理者による足場の安全点検は有効である。この講習会を今後の業務に生かして欲しい」と挨拶した。

 同講習会では、ネット・シートの養生関係や各種足場の専門知識、国土交通省や農林水産省等で工事共通仕様で標準化している「手すり先行工法等に関するガイドライン」についても習得できる。今回は、全員合格した。

関連サイト
ACCESS公式SNSアカウント
ACCESS公式
SNSアカウント