伊万里労働基準監督署 職員講習会で足場研修
- お知らせ
- 2010(平成22)年8月30日
伊万里労働基準監督署(松永邦彦署長)は8月10日、佐賀県・伊万里市の伊万里総合庁舎及び伊万里建設業協会において、「建設公共工事発注機関設計・積算担当職員講習会」及び「建設業労働災害防止協会伊万里分会現場代理人安全衛生研修会」を開催した。「設計・積算担当職員講習会」は建設公共工事の発注者約30名が、「現場代理人安全衛生研修会」は建設業者約80名がそれぞれ参加した。
まず、「設計・積算担当職員講習会」は、松永署長が、「建設労働災害は年々減少傾向にあるが、伊万里労働基準監督署管内における建設業の労働災害は今年は増加傾向である。足場は建設労働災害防止の根幹であり、しっかりと手すり先行工法について学んで欲しい」と挨拶した。続いて、溝上浩利同署地方労働衛生専門官が、「建設業における労働災害の発生状況」及び「建設工事における労働災害防止対策及び建設公共工事の発注の際に留意すべき事項」についてレクチャーをした。今回は、全国仮設安全事業協同組合九州支部(篠﨑隆支部長)が全面的に協力し、手嶋秀司同組合仮設安全監理推進委員が座学及び実際の仮設機材を使って説明した。機材展示では、足場の全段に二段手すりとつま先板を設置する「手すり先行工法に基づく働きやすい安心感のある足場」の組立・解体を実施し、また仮設安全監理者による足場の安全点検についても説明した。
また、同署と建設業労働災害防止協会伊万里分会(下今朝隆分会長)が共催で行った「現場代理人安全衛生研修会」では、松永署長及び下分会長からの挨拶の後、伊万里労働基準監督署職員及び全国仮設安全事業協同組合の手嶋委員が「設計・積算担当職員講習会」と同様な説明を行った。
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