カシワバラ・コーポレーション南関東営業所と全国仮設安全協同組合関東支部(森田豊)は29日、川崎市の同社南関東営業所で、足場安全点検のプロを育成する「仮設安全監理者資格取得講習会」を開催、同社社員22名が受講し、全員合格した。同社はすでに仮設安全監理者が約30名おり、今回の講習会で50名を超えた。

　導入研修は、川村勝也同組合関東支部安全監理室長が担当し、改正労働安全衛生規則及び安全衛生部長通達及び国土交通省の平成22年度事故防止重点対策等を説明した他、同組合員の杉孝が機材を提供し、部長通達に沿った安全な足場の組立・解体を実施したほか、点検のポイントについて説明があった。

　このほか、養生・専用・システム・建て方足場の基礎知識などを学習した。なお、同講習会は、CPD等(継続学習)の学習プログラムとして、全国土木施工管理士会連合会、日本建築士会連合会の申請・登録可能なプログラムであり、登録することにより、8～9ユニットの取得実績がある。