人物紹介 青年部会長の佐古 篤彦氏

お知らせ
2010(平成22)年6月24日

若い世代が組合を動かす

人物紹介 佐古 篤彦青年部初代会長

5月25日の総会で青年部の初代会長に任命された佐古篤彦氏(ホリー常務執行役員営業本部長)。「最近は、組合員会社でも世代交代が進み、足場業界の創業者から第2世代にバトンタッチされるケースが増えてきており、本格的に若い世代が動く必要性が出てきたため、今回、青年部の設立に至った。是非とも我々若い世代が組合に提言し、組合そのものを活発化したい」と抱負を述べた。

 青年部活動方針によると、事業として実施することは、仮設機材の経年管理の認定と適正化に関する研究及び新形式の昇降型足場の研究の他、組合が目指す安全足場の法制化の具体策をとりまとめる。第1回目の会合は、6月24日、組合本部内で開催。ここで問題点を洗い出し、一年後に成果発表を行う予定。仮設機材は最近、老朽化が進み、「中には40年も使用している機材もある」ということ。「まじめに経年管理を行っているところとそうでないところと差別化を図っていきたい」と意気込み、「我々が青年部で審議したことを理事会で是非検討できるような体制にもっていきたい」とも語る。さらに新形式の昇降型足場は海外からの導入事例も増えているが、足場を点検する際の点検表がないため、この不備を解決していく。今後の課題は青年部のメンバーの増員であり、各地に散らばっている若い声を吸い上げていく会にしたいという。

 佐古氏は、ホリー入社後、大阪支店長を経て、平成21年から本社常務執行役員営業本部長就任。ホリーの森田豊社長からは、「うちの若い社員でピカイチ」との評価も。ただ大阪支店勤務が長いため、これから東京本社組の青年部会員と交流を深める考え。趣味は、照れくさそうに、カラオケといい、年配者と歌うことが多いため、山川豊のような渋い演歌が得意とか

<略歴>

近畿大学付属熊野工業高等専門学校機械工学科卒、平成元年1月ホリー入社。平成14年大阪支店長に、平成18年から執行役員。平成21年4月から現職に。昭和40年2月の奈良県生まれ。

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