東京都都市整備局は1月28日及び2月2日の両日「足場安全講習」を開催し、同局職員他合計約150名が参加した。1月28日は東京・港区の東京都公文書館及び東京都計量検定所で、2月2日は東京・立川市の東京都西部住宅建設事務所でそれぞれ行った。これは、工事現場における足場の設置等について安全確保の着眼点等について学ぶとともに、組立・解体等について実演を見学し、今後の現場安全管理に役立てるために開いたもの。

　講習の冒頭、松﨑徹同局総務部技術管理課長は、「足場に起因する事故はいまだ多く尊い命が失われており、これをなんとしても撲滅しなければならない。足場のことを理解しているという方も今一度足場の安全について再確認をし、理解を深め本講習会で学んだことを業務に役立てて頂きたい」と挨拶した。

　講習の内容は、座学と実演の二部構成。座学で「改正労働安全衛生規則及び安全衛生部長通達」等について説明した他、４タイプの手すり先行工法足場の組立・解体の実演を行った。

　本講習実施にあたり、全国仮設安全事業協同組合が協力した。