岩手労働局は10月29日、盛岡市の盛岡合同庁舎で同局及び各労働基準監督署職員25名が参加する中、技術研修会を開催した。

　冒頭、同局の小宮山弘樹労働基準部長は、「今年は、労働安全衛生規則が改正されるとともに安全衛生部長通達が発せられ足場にかかる規制が強化されました。足場にかかる安全対策の効果的推進に資するため、全国仮設安全事業協同組合から講師を招聘したので知識と技術を得てスキルアップして欲しい」と挨拶した。

　今回の研修会は、二部制にわかれ、全国仮設安全事業協同組合東北支部(伊藤　三千男支部長)が協力。講師として滝沢博明同組合東北支部安全監理室長らが招かれた。

　座学では足場の基礎知識や改正労働安全衛生規則及び安全衛生部長通達について学び実技では足場の組立・解体を約二時間ほど行った。